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2010年2月

2010年2月16日 (火)

ディック・フランシス追悼

競馬ミステリーの大家、ディック・フランシスの悲報を聞きました。
彼の新作がもう読めないのか…と思うとしょんぼり。息子さんが遺志をついで競馬ミステリーを書いてくれるようだけれど、それはまた別物だからね。

さてはて。
ディック・フランシスの作品は、私の中では北方謙三のブラディ・ドールや池波正太郎の鬼平犯科帳と同じ場所…男による男に萌えるための小説にカテゴライズされております。
しかし、女が読んでも面白いんだな~これが!
彼の小説は例外なく

思いもよらぬことでプライドがへし折られる英国紳士→問題解決に乗り出すも、肉体的/精神的苦痛を受ける→精神力と頭脳でそれに打ち克つ→問題解決!(基本ハッピー若干ビター)

というパターンなんですが、この「肉体的/精神的苦痛を受ける」フェイズの描き方がとてもすばらしい。こんな辛いなら、もう止めたい…とフラフラしながらも、歯を食いしばってやり遂げようとする英国紳士の姿は何冊読んでもいいものでした。いぬまゆ思わずえびす顔。
「頭脳での解決」フェイズもなるほどなぁ~と思わせつつ、派手でカタルシスある謎解きが多くてドキドキワクワクさせられます。
人物描写もすばらしい。揺るぎない正義感をもちつつ他人に押しつけがましくない・うっとうしくない主人公が書ける作家って、なかなかいないと思うんだよなあ。
彼の世界観(世界はくそくだらないし汚いが、しかしそこには守るべきものや、大切にしたいきらめきもあるのだ)も好みだ。

みんな読むといいよ。競馬がわからなくても楽しめます。競馬がわからない私が言うんだから、間違いナス。

個人的なお勧めは「大穴」「利腕」「証拠」。
「敵手」は高坂先生が好きな人にお勧めかな~。でも大穴と利腕を読んだ後の方が楽しめると思います。

2010年2月 7日 (日)

【お仕事?】くらきみ よもやま話

廃墟…閉鎖空間……萌えるよね!
という私のパトスにより、クラキミの舞台は廃校となったわけでして。背景発注の時に、好きな廃墟をモデルとした場所をこっそり入れ込ませてもらったりしていました。
例えば葵先輩がすべる話をしていたテラス。ここのモデルはこちらとなります。美しい廃墟ですよね~。
有名どころなので、お気づきになった方もおられるのではないでしょうか。

続きは穂波と風野の瞳に関するネタバレ風味のお話ですので、折りたたんでおきますね。

 

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